前撮りやフォトウェディングには、多くの場合「スタジオ撮影プラン」と「ロケーション撮影プラン」が用意されています。
前撮り・フォトウェディングを検討する際、まず悩まれるところでしょう。
そこで今回は、スタジオ撮影とロケーション撮影のメリット・デメリットを解説します。
どちらの良いところも悪いところも知った上で、お二人に合ったプランを検討してみてください。
スタジオ撮影のメリット
スタジオ撮影とは、フォトスタジオ内で撮影するプランのこと。
屋内での撮影が基本スタイルです。
そんなスタジオ撮影には、主に3つのメリットが存在します。
天候に左右されない
基本的に屋内での撮影なので、雨天でも問題なし。
天候によるスケジュールや撮影場所の変更が生じないため、予定通りに撮影が進むことがほとんどです。
結婚式の招待状やムービーに前撮り写真を使用する場合、写真データの納期が設定されています。
納期が迫っている場合、スケジュールが後ろ倒しになるとせっかく撮影した写真を結婚式当日に使えなくなるといったケースも考えられるのです。
「この日に必ず撮影しなければならない」と決まっている場合は、スタジオ撮影を検討してみるといいでしょう。
短時間で撮影できる
スタジオ撮影の場合、ヘアメイクも撮影もすべてスタジオ内で行われるケースがほとんど。
移動時間等が発生しないので、ロケーション撮影よりも短時間で終了します。
お仕事の関係で時間があまりとれない、妊娠していて体調が不安などであれば、短時間でサクッと撮影できるスタジオ撮影がおすすめ。
スタジオプランでも撮影が押してしまう可能性はあるので、時間に縛りがある場合はスタッフに伝えておくと安心です。
リーズナブル
ロケーション撮影を行う場合、移動費や撮影場所の利用料などがかかるため、その分割高。
すべてプランに含まれている場合もあれば、提示されているプランに追加で費用がかかることもあるため、検討する際はぜひチェックしておいてください。
その点スタジオ撮影なら、そうした諸費用がかからずリーズナブルに撮影できます。
撮影枚数や衣装によって費用は異なりますが、ロケーション撮影よりも安く済むことが多いと考えていいでしょう。
スタジオ撮影のデメリット
一方、スタジオ撮影にはデメリットも。
ここでは2つのデメリットについて解説いたします。
撮影できるパターンが少ない
限られたスペース内での撮影になるため、自由度は低め。
当日になって「こんなショットが欲しい」と思っても、スタジオ内では対応できない可能性があります。
背景もすでに決まったパターンから選ぶことになるため、当日の臨機応変な対応は難しいかもしれません。事前に過去事例などをチェックし、撮影できるカットを確認しておくとイメージしやすいですね。
自然光が入らないことも
自然光は、写真を撮る上でとても重要なポイント。
自然光をうまく使うことで肌のトーンが明るく見えたり、柔らかい雰囲気の写真が撮れたりと、素敵な写真に仕上がるのです。
しかし、スタジオ撮影は屋内なので、自然光が入らない場合も。
どうしても自然光を使ったカットを撮りたいというこだわりがある場合は、予約前にしっかりと確認しておく必要があります。
ー自然光が入るかどうか確認する方法は?
フォトスタジオの公式サイト、またはSNSに過去実績が掲載されていることがありますので、チェックしてみてください。
ロケーション撮影のメリット
ロケーション撮影とは、スタジオ以外の場所で撮影することを指します。
撮影するフォトスタジオにもよりますが、海辺や街中、公園など、さまざまな場所での撮影が可能です。
そんなロケーション撮影のメリットを3つご紹介します。
バリエーション豊かな写真が撮れる
ロケーション撮影最大のメリットは、なんといってもバリエーションの豊富さ。
海をバックに撮りたい、街中でかっこよくポージングしたい、自然豊かな場所での写真が欲しいなど、さまざまな要望に合ったロケーションを探すことができます。
また、選べるロケーションエリアは一つだとしても、スタジオに比べて広範囲での撮影が可能。お二人やカメラマンの工夫次第でさまざまなテイストの写真が撮れるので、いろんなアイディアを考えながら楽しく撮影できます。
思い出の地で撮影可能
ロケーション撮影であれば撮影場所が選べるため、お二人だけの思い出の地で撮影なんてことも可能になります。撮影場所によっては対応してくれるフォトスタジオが限られる可能性はありますが、一度探してみるといいでしょう。
「プロポーズの地で撮影したい」「二人が付き合った場所で撮影したい」など、お二人ならではの要望を叶えられる可能性があるのはロケーション撮影ならではのメリットです。
観光もできる
観光地でのロケーション撮影も人気。
その場合、旅行も兼ねて前撮りやフォトウェディングをすることも可能です。
新婚旅行と合わせて撮影される方もいれば、お互いの両親との旅行を兼ねて撮影するという方も。観光地でうんと羽を伸ばしたお二人の、ナチュラルな雰囲気の写真が撮影できそうですね。
ロケーション撮影のデメリット
続いて、ロケーション撮影のデメリットについても解説していきましょう。
ここでは2つのデメリットについてご紹介します。
天気に左右されやすい
もっとも多く挙げられるメリットが、天候問題です。
外で撮影を行う以上、悪天候に見舞われるリスクからは逃れられません。
フォトスタジオによっては雨天延期・中止などの対応をとるところも。
どうしても予約した日程からずらせない事情がある場合は、雨の日向けの提案可能なスタッフが在籍、スタジオ撮影に切り替えるなど、当日に撮影決行の対応をとってくれるスタジオを探してみてください。
ー旅行を兼ねて前撮り/フォトウェディングをしたい場合、雨だとどうなる?
遠方での撮影を希望されている場合、天気による撮影プランの変更は気になるところでしょう。対応はフォトスタジオによって異なるため、予約前に悪天候時の対応についてしっかりと確認しておくことをお勧めします。
ちなみに沖縄の雨は、台風以外でずっと降り続くことはあまりありません。
撮影時間を調整するなど、当日での撮影を検討しやすいスポットといえます。
支度が大変
多くの場合、フォトスタジオなどで支度を済ませてから撮影場所へ移動します。
ウェディングドレスやタキシードを着ての移動となるため、スタジオ撮影に比べて大掛かりになりがちです。和装を希望されている場合、より支度が大変になることが考えられます。
また、撮影場所までの距離や撮影したい時間帯によっては、移動時間を考えてかなり朝早く集合になることも。ハードな1日になる可能性を考えて、前日はたくさん睡眠をとっておいてくださいね!
ーロケーション撮影にはどのくらい時間がかかる?
スタジオから撮影場所への移動時間にもよりますが、4〜5時間程度が平均といえるでしょう。プランによっては半日程度かかることもありますので、フォトスタジオとしっかり擦り合わせておくことをおすすめします。
前撮り・フォトウェディングではどっちがおすすめ?
お二人の雰囲気やご意向によっておすすめできるプランは大きく異なるため、一概にどちらがいいと断言することはできません。
スタジオ撮影、ロケーション撮影それぞれのメリット・デメリットを知った上で、お二人にとって最善策を考えてみてください。
やんばるウェディングでは、広大な海や自然、百年続く古民家など、沖縄という場所を最大限に生かしたロケーション撮影を行っております。
会食付きや宿泊プランもご用意しており、お二人のご希望に沿った撮影プランのご提案が可能です。
何かわからないことがある場合は、LINEからもご質問いただけますので、ぜひお気軽にご相談くださいませ!
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