「自分に似合う色がわからない……」とカラードレスの選び方に悩んでしまう花嫁さんも多いでしょう。
そこでこの記事では、パーソナルカラーを使ってカラードレスを選ぶ方法を紹介します。
パーソナルカラー診断をすることで、客観的に自分に似合う色を知ることができますよ!
結婚式や前撮り、フォトウェディングでのカラードレス選びで失敗したくない方は、ぜひ最後までごらんください。
カラードレスの選び方は人それぞれ
結婚式のお色直しや前撮り、フォトウェディングで着用することが多い「カラードレス」。
カラードレスを選ぶ際、デザインよりもまず先に“何色を選ぶか”で悩む方が多いのではないでしょうか。
自分の好きな色を直感的に選ぶ人もいれば、新郎や親、友達などに似合う色を判断してもらう人もいます。
そのほかに「パーソナルカラー診断」を使って自分に似合う色を診断し、それに基づいたカラードレスを選ぶ方も珍しくありません。
色に秘められた意味について知りたい方は「【花嫁色彩学】ウェディングドレスの色に秘められた意味を知ろう!」の記事もあわせてご覧ください。
パーソナルカラー診断とは
肌・目・髪の色など、人が生まれ持った見た目の特徴にマッチしており、その人が持つ本来の魅力を引き出すことのできるカラーを「パーソナルカラー」と言います。
そしてパーソナルカラーを診断できるのが「パーソナルカラー診断」です。
パーソナルカラー診断では、その人に似合う色についていくつかのグループに分類します。主な分類方法について見ていきましょう。
イエローベース/ブルーベース
「イエベ」「ブルベ」という言葉をご存じでしょうか?
それぞれ「イエローベース」「ブルーベース」の略で、その人に合う色相により判断されています。
- イエローベース:生まれ持った肌のトーンが黄み寄り
- ブルーベース:生まれ持った肌のトーンが青み寄り
日本人は黄色人種であるため、自己判断で「イエローベースかも」と思ってしまう方が多いのですが、実は診断してみるとブルーベースだったなんてことも。
イエローベースの方が、ブルーベースに似合う色を身につけると肌がくすんで見えるなど、ベースカラーを知らないと損することも多いといわれています。
スプリング/サマー/オータム/ウィンター
さらに複数の診断方法から「イエベ春(スプリング)」「ブルベ夏(サマー)」「イエベ秋(オータム)」「ブルベ冬(ウィンター)」という4つのタイプに分類することができます。
- イエベ春(スプリング):明るく華やかな色合いがより似合う。
- ブルベ夏(サマー):ソフトな色合いがより似合う。
- イエベ秋(オータム):落ち着いた色合いがより似合う。
- ブルベ冬(ウィンター):ビビットで透明感のある色合いがより似合う。
4つのタイプにはそれぞれ似合う色のパレットが用意されており、ざっくりと自分に似合う色合いを知ることができます。
1つのタイプに100%マッチすることは少なく、1番似合うのはイエベ春、2番目に似合うのはブルベ夏といったように、複数タイプを順位付けして診断するのが一般的です。
もっと細かく分けていることも
多くのパーソナルカラー診断では上記4つのタイプが使用されていますが、より詳しく診断を行っていることもあります。
たとえばイエベ春の中でも、より鮮やかなカラーが似合う人とよりパステルなカラーが似合う人に分類するなど、4つのタイプをより掘り下げていくのです。
分類方法はパーソナルカラーの診断方法や診断する人によって異なるため、自分がどこまで知りたいのかについて考えた上で受ける診断を探してみるといいでしょう。
パーソナルカラーの診断方法
パーソナルカラーの診断をするには、2つの方法が考えられます。
自己診断する
まずは簡単に診断してみたいという方であれば、自分で診断する方法がおすすめです。
自己診断にもいろいろな方法がありますが、自分の手や目、肌の色などで判断するのが定番。
簡単な自己診断方法については後述しますので、ぜひ試してみてください。
プロに診断してもらう
自己診断だと信用できない、もっと詳しく診断してみたいという方は、プロに診断してもらうのがおすすめです。
注意したいのは、パーソナルカラーは誰でも診断できるものであるということ。
資格も知識もない人が診断することもできるため、場合によっては満足のいく結果が得られない可能性もあります。
第三者にパーソナルカラーを診断してもらう際は、資格や口コミについて調べておくといいでしょう。
パーソナルカラーを自己診断してみよう
では、実際にパーソナルカラーを簡単に診断してみましょう。
いくつか項目を挙げていきますが、どれも同じ結果になるとは限りません。
目の色を見ると「イエベ春っぽいけれど、唇の色はブルベ冬かも……」なんてことも少なくないのです。
いろいろな角度から診断してみて、もっとも多く当てはまるものを参考にしてみてくださいね。
目の色から診断する
まずは自分の目の色を観察し、以下のどれに当てはまるか考えてみましょう。
- イエベ春:黄みがかったブラウンで、明るく澄んだ印象。
- ブルベ夏:ソフトな黒か暗めのブラウンで、白目との境目がはっきりしていない。
- イエベ秋:黒っぽく、落ち着いた印象。
- ブルベ冬:赤みがかったブラウンで、白目との境目がはっきりしている。
肌の色から診断する
本来の肌の色から似合うカラーを診断することもできます。メイクを落として鏡を見てみましょう。
- イエベ春:明るいオークル系で、ツヤがある。
- ブルベ夏:明るいピンク系で、ややマットな質感。
- イエベ秋:オークル系で、マットな質感。
- ブルベ冬:ピンク系の白肌か地黒肌で、ツヤがある。
似合うリップの色から診断する
色のついたリップを塗ってみて、どのような色が似合うのかでも診断することができます。
- イエベ春:コーラルピンクや明るめのオレンジ。
- ブルベ夏:ローズや明るめのピンク。
- イエベ秋:落ち着いたオレンジやベージュ。
- ブルベ冬:青みがかったピンクやローズ。
日焼けの仕方から診断する
日焼けした時の肌の反応によっても診断できます。
- イエベ春:日焼けしやすく、元に戻りやすい。
- ブルベ夏:肌は赤くなるが、色は変わらない。
- イエベ秋:日焼けしやすく、元に戻りにくい。
- ブルベ冬:肌が赤くなり、その後色が変わる。
プロにパーソナルカラーを診断してもらう流れとは?
パーソナルカラー診断をプロに申し込む場合、どのような診断をしていくのでしょうか。
診断する人によって内容はそれぞれですが、主な流れを紹介します。
布を使った診断が一般的
ほとんどのパーソナルカラー診断に使われるのが、カラフルな色の布(ドレープ)です。
複数色の布をお顔周りに当てながら似合う色を診断していきます。
ピンクの中でもビビッドなピンクが似合うのか、パステルなピンクが似合うのかなど、鏡で顔写りを見ながらさまざまな色合いを試すことでタイプがわかるのです。
似合う色の布を当てると、顔がパッと明るく見える効果が!
細かい判断は診断してくれる方に委ねられるため、どういった診断士さんを選ぶかはとても重要なポイントですよ。
おすすめのファッションやメイクを提案
パーソナルカラー診断には、ファッションやメイクの提案がついていることも多くあります。
実際に似合いそうなカラーの服を着てみたり、メイクをしてくれたりすることも少なくありません。
パーソナルカラー診断を診断だけで終わらせることなく、日頃の生活に落とし込みやすくなるでしょう。
似合うカラードレスについて相談に乗ってくれることも
個別相談を受けてくれる場合、どんなカラードレスが似合うのか聞いてみるといいでしょう。
基本的には診断結果にあるパレットの色合いが似合うとされているのですが、とはいえ似合う色は人それぞれ。
イエベ春だったとしても、ブルベ夏の中に似合う色が隠れていることもあります。
細かい部分を自分で判断するのは難しいため、ぜひ相談してみてくださいね。
パーソナルカラーに合ったカラードレスで最高の1日を!
パーソナルカラーがわかると、自信を持って自分に似合うカラードレスを選ぶことができます。
どんなカラードレスを選んでいいかわからない方は、ぜひパーソナルカラー診断をしてみてはいかがでしょうか?
やんばるウェデイングではカラードレスでの撮影も行っております。
沖縄の海に映えるカラードレスをご用意しておりますので、ぜひ沖縄の自然をバックに素敵な写真を撮影しにいらしてくださいね。
カラードレスのラインナップや撮影プランなど、ご不明点があればお気軽に「LINE」にてご相談くださいませ。