沖縄本島北部には、忙しい日常を忘れさせてくれる特別な場所があります。
美ら海水族館からすぐ近くにあり、まるで時が止まったかのような緑のトンネルが続く「備瀬フクギ並木」です。
今回は男女2人で沖縄北部を1泊2日、お小遣い予算1万円で、どこまで満足いく旅ができるのかを実際に体験してきました。
「沖縄=お金がかかる」というイメージもありますが、そんなイメージを覆すコスパ重視でも心が満たされるモデルプランとして、これから沖縄 北部への旅行や短期滞在を検討している方の参考になれば嬉しいです。
備瀬フクギ並木とは?沖縄北部で外せない定番観光スポット

備瀬フクギ並木は、250年以上前から防風林として集落を守ってきた歴史ある並木道です。
約2万本ものフクギの木が作り出す緑のトンネルは、木漏れ日が美しく、歩くだけで心が落ち着く不思議な空間。
沖縄北部の中でも特に人気が高く、最近ではSNS映えスポットとしても注目されていますが、入場料などは一切不要。自然そのものを楽しめる点が最大の魅力です。
【1日目】沖縄北部1泊2日|まずは備瀬フクギ並木を散策
今回の宿泊施設アダンスカイリゾートからフクギ並木までは車で約5分。
周辺には無料駐車場も多数点在しており、私たちは備瀬公民館近くの駐車場を利用しました。
駐車料金がかからないのは、非常に嬉しいポイントですね。
並木道は想像以上に静かで、観光地でありながらも生活の気配が残る素朴な雰囲気です。
沖縄北部ならではの、時間がゆっくり流れる感覚を味わえます。
フクギ並木沿いの古民家食堂でお昼ごはん
散策の途中、昼食としてフクギ並木沿いにある人気店「あかり」さんへ。

古民家をリノベーションした店内は、風を感じながら料理を楽しめるテラス席と、畳敷きでお子様連れにも喜んでもらえるお座敷スタイルの落ち着いた空間が広がっています。


30食限定の鶏そば(1,480円)と鶏そぼろとつくね(1,480円)のランチを注文。
鳥手羽の旨みが凝縮されたスープがもちもちの沖縄そばの麺に絡み、歩き疲れた体にじんわり染み渡る贅沢な味わいです。
沖縄北部の食事は、派手さよりも「やさしさ」を感じる料理が多いのも特徴です。
備瀬フクギ並木の回り方|徒歩・自転車で楽しむ沖縄北部の自然
食後は腹ごなしに再び散策へ。
徒歩でも十分楽しめるのですが、時間や体力に余裕があれば自転車や電動キックボードをレンタルするのもおすすめです。
2時間300円からと、お手頃価格で利用できるため、コスパ重視の沖縄1泊2日旅にもぴったりです。
フクギのトンネルを抜けると、目の前の視界は一気に開け、エメラルドブルーの海が広がります。
緑から青へと切り替わる景色はとても幻想的で、沖縄北部ならではの自然美を感じられる瞬間でした。
沖縄北部1泊2日を満喫するコツ|観光の合間に“何もしない時間”を
たっぷり歩いたあとは、一度ヴィラに戻って休憩。
観光地から近い場所に宿泊していると、こうした「何もしない時間」を気軽に挟めるのが魅力ですよね。
沖縄北部の旅は、詰め込みすぎないスケジュールこそが満足度を高めてくれます。
沖縄北部ディナー|地元民に愛される焼肉店で夜ごはん

夕食は少し足を伸ばして、地元で愛される焼肉店「焼肉名月館」さんへ。
・牛タン定食(¥1,750)
・牛ハラミ定食(¥1,850)
・さんぴん茶(¥300×2)
を注文。
店内は家族連れや常連さんで賑わっており、観光客向けというより地域密着型の焼肉屋さんという雰囲気を味わえました。
メニューは一品物やご飯物、スープに加えて定食もあり価格が分かりやすく、旅先でも安心して利用できたうえ、一人前の量も多くコスパ抜群でした。
沖縄北部で「気取らない外食」を楽しみたい方におすすめです。
【2日目】沖縄北部1泊2日|早朝の備瀬フクギ並木は別世界
2日目は早朝6時に起床し、再びフクギ並木へ。
観光客のいない時間帯は、昼間とはまったく違う表情を見せてくれました。
朝日が木々の間から差し込み、静寂に包まれた並木道は本当に神秘的。
これほど贅沢な景色が、追加費用なしで楽しめるのも沖縄北部旅行の大きな魅力です。
沖縄北部の海近くのカフェでゆったりモーニング

朝食はアダンスカイリゾートから車で3分のカフェ「CAMEL」さんへ。

宿泊特典でサンドイッチ&スムージーの2点を選べる朝食チケットが付いて(2,000円〜相当)、無料で頂くことができました。
朝の時間帯は比較的空いており、落ち着いた雰囲気の中でボリュームも栄養も満点の朝食を楽しめました。
もちろん味も大満足で、1日のスタートにぴったりです。
チェックアウト前にリフレッシュタイム

チェックアウト前には、アダンスカイリゾートのプールで軽くリフレッシュ。
部屋にプールがあるため人目を気にせず過ごすことができ、沖縄北部での滞在をより特別なものにしてくれました。
観光だけでなく「滞在そのものを楽しむ」ことが、満足度の高い1泊2日につながりました。
沖縄北部で帰る前に立ち寄りたいランチ&スイーツ
帰る前には、フクギ並木入口にある「福助の玉子焼き」さんで最後のランチ。
・厚切りポーク玉子おにぎり(450円)×2
・シークワーサージュース(300円)×2
を頂きました。
ポーク玉子おにぎりは食べ歩きにも最適で、最後まで沖縄らしさを感じられました。
さらにデザートはハナサキマルシェ内の「バチクワイ」さんへ。

・塩ちんすこう(¥700)
・ヌテラ(¥600)
を頂きました。
テラス席から見た伊江島の景色は開放感抜群で、旅の締めくくりにぴったりでした。
沖縄北部1泊2日モデルコースで充実した大人のスローライフ
収支報告
• 食費: 9,960円
今回の沖縄北部1泊2日旅では、食費を中心にお小遣い1万円以内で行動しました。
無料で楽しめる自然スポットを軸に、移動距離を短くすることで無理のない旅程を実現できたと思います。
今回宿泊したアダンスカイリゾートには朝食付き特典、プールやエスプレッソマシンなど設備も充実しており、予算を抑えつつも贅沢な時間を過ごすことができました。
備瀬フクギ並木を中心とした沖縄北部の旅は、観光地を巡るだけでなく、ゆっくり歩き、風を感じ、自然に癒される時間そのものが価値になります。
そんな沖縄北部の魅力をより特別な形で残したい方に向けて、私たちが提供しているのがフォトウエディング宿泊付きプランです。
撮影時は宿泊先で支度して撮影に行くことができるため非常に便利で、美ら海水族館やジャングリア沖縄も近く、撮影後もすぐに沖縄北部の観光を楽しむことができます。
写真だけ撮りたいという方には、撮影と衣装付きのライトプランもご用意しております。
短い日程でも、工夫次第で満足度は十分。沖縄 北部での1泊2日旅行を検討している方は、ぜひ備瀬フクギ並木を旅の軸に、贅沢なスローライフを体験してみてください。
